2019.9.27

朝読書『わが物心帖』少し。古瀬戸の欠けた花器の話。「私はその技術未踏の拙さをこよなく愛する」素敵な言葉だ。私もこんな風に物事を見たいです。

 

コーヒーってすごい飲み物だなと最近つくづく思う。私の母は新鮮な豆で淹れたコーヒーはあまり好きではなくて、粉にしてから時間が経った、風味の少し抜けたコーヒーにミルクを入れて飲むのが好きな人です。それはきっと1970年代に沖縄コザの街(母が生まれた街)で飲んだコーヒーの記憶があるのだと思います。

 

私はやはり新鮮な豆を挽いてすぐに淹れたコーヒーをブラックで飲むのが美味しいと思うけど、上記の母のような物語は決して否定してはいけないな、とふと思いました。

 

昼休み読書『宮沢賢治 愛のうた』少し読む。

 

帰りにコーナンに寄る。あまかわの文庫用本棚を作ろうかと思う。サイズを合わせたいので板と支柱を買って組み合わせるタイプ。パイン材買ったけど色が合わなかったら、思い切ってペンキ塗ろうかと思っている。木材って高いですね。

 

帰宅したら茜コーヒーから生豆が届く。ブラジルの良いやつ。楽しみ今週末に試そう。マケプレで注文していた本も届いた。『石牟礼道子 詩文コレクション7 母』940状態はまずまず。

 

コーヒー焙煎は今日もカフェオルキデア。日曜のあまかわ用。

 

夜読書。石牟礼道子全集1、ちょっと苦痛な難解短歌地帯が終わった。良かった。

 

湖の真上をいまゆく鳥を想ひつつ風の憩みたるごとき夜明けに(石牟礼道子、廃駅より)