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入院30日目。
約1ヶ月の間に3箇所の病院を渡り歩いてきた流浪の民なのだけど、やはりその病院によっての善し悪しがあるなと感じる。今の病院は病室の窓が良い。とてもひらけていて空がよく見える。今日の空は綺麗だと感じた。そういう風に感じられるのは、精神的身体的に回復してきているからなのだと思う。
村山由佳『風よ あらしよ』とても気になる作品を教えてもらった。伊藤野枝の評伝は栗原康『村に火をつけ、白痴になれ』がとても良かったので、楽しみ。
ブレイディみかこさんとの話も素晴らしかった。胸がすく思いだった。エンパシーの落とし穴を、グレーバーの緊縮財政に関する論述と絡めて説明してくれた辺りは、自分が今までずっと疑問に思っていたことが理解できて本当に有難かった。ブレイディさんの新著『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』これは絶対に読みたい本になった。
ラジオ深夜便、川上ミネさんのコンサートは本当に楽しみだったのだけど、今日も寝てしまう。でもラスト2曲だけはなんとか起きれた。素晴らしかった!ライブ盤を出してほしいです。
ラジオで落語二席。
笑福亭風喬『首の仕替え』
笑福亭鶴二『御神酒徳利』
『御神酒徳利』はやはり面白かった。ドラマ性があって、なんか適当な人たちがたくさん出てきて良い。くすくす笑いながら聴いた。
そう言えば神戸喜楽館へは一度も行けていない。新開地でうどんを食べて古書 片岡に行って、喜楽館で落語が聴けたら幸せな一日だろうな、と感じた。