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入院31日目。
少しずつ、また本が読めるようになってきた。『山田 稔 自選集』少しずつ。『深夜、床のなかで』というエッセイ。山田さんも病の床に伏せっていたときは「ラジオ深夜便」を聴いていたのだそう。今の私と同じだと思い、嬉しくなる。
『倚りかからず?』という茨木のり子の詩集に付いて書かれた文章の中に、ハッとさせられる言葉があったので、少し引用します。
「生きるうえでいちばん大切なこと」も、言い様次第で詩にもなれば道徳にもなる。
ラジオで長唄『蜘蛛拍子舞』『菖蒲浴衣』
『蜘蛛拍子舞』すごい曲だった。これは是非とも劇場で生で聴いてみたいと思った。関西では難しいのかもだけど、チェックしていこうと思う。
ラジオで落語二席。
笑福亭松喬『子盗人』『近日息子』
『子盗人』良かった。アホな人しか出てこない。こういう話が救いになるんだなと感じる。