10/6

クラシックを聴くと心地がよいので今日も聴いている。今日はヨーヨー・マの『バッハ無伴奏チェロ組曲

 

昨日から新しい薬がはじまった。副作用は帯状疱疹になりやすくなるそう。心なしか脇腹あたりがピリピリする。気のせいだとよいのだけど。

 

カフカ短篇集』はラストの『万里の長城』ちょっと難解だった。中国の国民性を論じようとしているのが、なんともすごかった。訳者の池内紀さんの解説がとても良かった。池内さんの訳じゃなかったら読み通せなかったように思う。

 

吉田健一随筆集』は『余生の文学』難しい…『F.L.ルカス』これは素晴らしかった。英国の大学時代の回想録。

 

北杜夫 短篇集』は『星のない街路』を読む。冷戦時代のベルリンの話。面白かった。タイトルも良い。

 

多和田葉子ヒナギクのお茶の場合』多和田さんやっぱりぶっ飛んでました。話がコロコロ飛ぶのに不快感なく読めるのが不思議。