10/10

ラジオ深夜便で講談。

神田あおい『北里柴三郎伝』語りは良かったけど、内容はそこまで興味を惹かれなかった。講談は明治以降の題材だとちょっとしんどいかも。

 

アップルミュージックでMINAMATAのサントラが聴けた。坂本龍一、良いなと感じる。

 

多和田葉子ヒナギクのお茶の場合・海に落とした名前』読了。多和田さんはすごかった。お腹いっぱいで当分は手に取らなくて大丈夫かも(笑)

『U.S.+S.R. 極東欧のサウナ』という作品が印象に残った。サハリン島の紀行文の様な小説。前の入院のときに、サハリン島の紀行文を読んだのだけど、それよりもサハリン島に心惹かれる。チェーホフの『サハリン島』が出てきた。そういえば、村上春樹1Q84』にも『サハリン島』出てきたな、などと思いながら読む。

 

ポール・オースター『最後の物たちの国で』めっちゃ面白い。200ページを書簡体で突き通す感じのようだけど、慣れてきたので読めるようになってきた。ディストピアの感じ、マッドマックスみたいだなと感じる。