10/30

前から京都に行きたいと思っていたけど、なかなか体調が難しかった。退院してから体調が良くなってきているので、知恩寺の古本市スタートのこの日に思い切って出かけた。

 

行きの電車ではチャーリー・パーカーCharlie Parker With Strings』を聴く。とても良かった。CDを買おう。

 

古本市のほうは、あまり真面目に見すぎない、1時間半を目処に、体力が消耗しないように心がけた。なので、あまり買えなかったのだけど、古本市の雰囲気は楽しめた。

 

上野英信『骨を噛む』、島尾ミホ『海辺の生と死』、パトリック・モディアノ『家族手帳』を購入。

 

そのままバスで西へ。西陣のカライモブックスへ。奥田ご夫妻とのお話が楽しい。御所浦島や天草に行きたくなってくる。

 

ユージン・スミス『MINAMATA』、ファン・ジョンウン『ディディの傘』を購入。

 

そして、また来た道を戻る。銀閣寺道の古書 善行堂。偶然(というか古本市からのコースなのでお会いする可能性は高いのだけど)NさんとYさんにお会いする。とても嬉しかった。善行さんとお話しながら、お勧めの作品を見ていく。読んだことのない作家の作品を中心に色々と購入。

 

長田弘『私の二十世紀書店』、結城信一『作家のいろいろ』、岩阪恵子『台所の詩人たち』、杉本秀太郎『ひっつき虫』、小澤征爾×村上春樹小澤征爾さんと、音楽について話をする』、耕治人『天井から降る悲しい音』、『ぽかん 9号』

 

古本市であまり買えなかったフラストレーションを善行堂で発散させた感じになりました。

 

帰りの電車、須磨で人身事故のため、尼崎で2時間近く足止め。おかげで『怒りの葡萄』がよく読めた。BGMは『Three Or One~バッハ編曲集』とても癒されるバッハのアレンジ。

 

不運は続く。加古川から帰路につく峠道で車がパンクする。なんとか自走で帰りつけたけど、なかなか大変な一日だった。

 

使っていた長財布が壊れてしまったので、コムデギャルソンのコインケースを使い始める。数年前に購入したものだけど全く使わずに放置していた。中が仕切りで分かれているので、カードや札も頑張ったら入れられる。ポケットに入るコンパクトさが良い。次は一澤帆布のものがほしい。