10.22

梅崎春生の『ウスバカ談義』を読み進めている。

 

収録作『留守番奇談』とても良かった。

 

「ええ。それだけです。思うに人生とは、空しいものですな。運命のままに人は生き、苦しみ、それで死んで行く。それだけのもののような気がしてなりません。あなたはそうは感じませんか?」