10/11

ポール・オースター『最後の物たちの国で』読了。

これは素晴らしかった。アンナという一人の人間が自分の足で立つ、ひたむきな姿に感動した。内容は全く違うけど映画『ゼログラビティ』の主人公の姿と重なった。

 

吉田健一随筆集は『ピアノ』ピアノの音色と、ヨオロッパの詩歌を絡めた滋味溢れるエッセイかなと読み始めたけど肩透かし。私の頭では理解できなかった。

 

トルーマン・カポーティ『草の竪琴』読み始める。これは善行さんが読んでいて気になっていた作品。冒頭から惹き込まれる。小説を読む楽しさを実感している。

 

あと一冊、オー・ヘンリー『賢者の贈り物』読み始める。こちらも初読の作家。