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あまかわ営業日。相変わらず珈琲の味がわからない。Hさん一家来てくれる。ありがとうございます。古本が売れるのは嬉しい。自分が選んだ新本が売れてくれるのも同じくらい嬉しい。しかも選んでくれたのが歌集だったりする。よかった。


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多分、あまかわの囲炉裏の火のせいだと思うのだけど頭が痛くなる。火を焚くと暖かいけど、ずっとその空間にいると具合が悪くなってしまう。一日寝て過ごす。

 

1/18

加西Tobira recordsへ。英国のアンビエントフォークバンドBlue Diversのレコードを購入。心地よい音楽。

姫路へ喫茶フリーダさんの本の補充へ。前飲んだほうじ茶ラテが美味しかったので今日も注文する。家に帰って散歩。結構行動的に動けた一日。

ハイドン弦楽四重奏曲『日の出』、ピアノ協奏曲ト長調を聴きながら歩く。フレッド・ハーシュ『Song from home』素晴らしいアルバムだった。これはレコードで買おうと思った。

 

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今日も『空庭』を読む。黒瀬珂瀾、変なひとだ。

跋で岡井隆さんは「サブカルチャー」の一言で表しているけど、もっと変なところほじくっている気がする。

19歳で亡くなったビジュアル系バンド「Raphael」のリーダー華月についての歌からの流れがすごい。ちょうどアップルミュージックでRaphaelの音楽があったから、流しながら読んでいたら頭がおかしくなりそうになった。

凡人の私でもなんとか「おっ」となったものを少し抜粋します。

 

えんえんと会議は続きスライムとスライムベスの差を思ひをり

 

中心に死者立つごとく人らみなエレベーターの隅に寄りたり

 

昼まだき古書肆の奥処棚ひえて「新鋭歌人叢書」一束

 

一斉に都庁のガラス砕け散れ、つまりその、あれだ、天使の羽根が舞うイメージで

 

以上。

 

今日は散歩は休んで街へ出た。おひさまゆうびん舎でおしゃべり楽しかった。

夏葉社さんの新刊『私の文学渉猟』を購入。

 

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黒瀬珂瀾『空庭』読みはじめる。今は文章読むのしんどいけど、句集、歌集は読めるみたい。黒瀬珂瀾さんと河原枇杷男さん、気になっている二人。どちらも僧侶だった。

 

散歩の音楽はバーンスタインハイドン協奏曲88と92番。そういえば、年末のラジオで高橋源一郎さんと谷川俊太郎さんが語っておられた。詩人とハイドンの音楽についての共通性みたいな話、とても興味深かった。

 

今年は無病息災を願いたいのでとんどに行った。火を見るの楽しいから毎年行こう。

 

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ふと思い立って石牟礼道子『句集 天』を再読。やはり良い。何冊も持っていても仕方がない気がしてきたので、一冊はネットショップに出した。

 

三浦照子『詩画集 悼ましい構図』阪神大震災について書かれた一連の作品群が印象的だった。震災後の行政とのゴタゴタ、知らなかった。津高和一への追悼詩も良かった。こういう作品が埋もれていってしまうのは惜しいと思った。

 

グレン・グールドベートーヴェン、ピアノ協奏曲5番『皇帝』を聴きながら歩いた。

 

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文庫 櫂さんより大西泰世『句集 椿事』届く。気になっていた川柳作家だったので嬉しい。貧弱な装丁だけど、雰囲気が良い。装丁は長谷川集平。

 

難解だけど飄々としていて好みな句が多かった。ちょっと抜粋します。

 

小魚も私も白い骨を持つ

 

朝顔の咲く音がする さようなら

 

乱丁の本へ逃げ込む赤とんぼ

 

福島泰樹さんによる跋文も良かった。福島泰樹、また読んでみたい作家に出会えた。

 

今日もクラシックを聴きながら散歩。アルフレッド・ブレンデルシューベルトさすらい人幻想曲

マルタ・アルゲリッチとミッシャ・マイスキーによるシューマンもとても良かった。

 

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1/11

グダグダしている間に年があけてしまった。

あけましておめでとうございます。

 

年末「古本屋なんか道楽やろ」と言われて精神的にやられる。まぁその通りなのだけど自分の場合は。こういう言葉を糧にして頑張っていきたい。

 

活字があまり読めなくなっているので、代わりに写真集や画集をパラパラと眺めている。長谷川利行、すごい画家だ。

 

映画『underground』を2週間位かけて見る。ずっと音楽が鳴っていた。前に見た『愛、アムール』とは対称的。内容はよく理解できていないので、もう一度見るつもり。

 

散歩の音楽はクラシックが楽しい。

今日はアルフレッド・ブレンデルによるシューベルトピアノソナタ21番。とても軽やかで心地よい。

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12/17

かげ日なたの原稿なんとか書けた。書きたいことが見つからないと書くのが難しい。もっと軽やかなエッセイが書きたいのだけど、どうしても重めになってしまう。今回は軽めに書いたつもり。目指すはかげ日なたの日なたのほう。

 

川崎彰彦『くぬぎ丘雑記』を再読している。やはり、すごく良いです。石川竜一、齋藤陽動の写真集、香月泰男のシベリア画集などを眺めて過ごす。

 

ハイドンのピアノトリオ、散歩の音楽にちょうど良い。ドライブ・マイ・カーのサントラは名盤だと思うのでCDでほしいのだけど、ジャケがどうにかならないのかなと思ったり。西島秀俊さんは好きな俳優だけど、ドカンとこられると躊躇してしまう。

 

tobira recordsのウェブ視聴ですごく好みな音楽を発見。マシュー・ハルサル『Oneness』というアルバム。フィジカルでほしいのだけど、CDとLPで倍値段が違う…どうせならLPでほしいけど、さすがに倍はきついかも。迷っています。

 

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