1/12

文庫 櫂さんより大西泰世『句集 椿事』届く。気になっていた川柳作家だったので嬉しい。貧弱な装丁だけど、雰囲気が良い。装丁は長谷川集平。

 

難解だけど飄々としていて好みな句が多かった。ちょっと抜粋します。

 

小魚も私も白い骨を持つ

 

朝顔の咲く音がする さようなら

 

乱丁の本へ逃げ込む赤とんぼ

 

福島泰樹さんによる跋文も良かった。福島泰樹、また読んでみたい作家に出会えた。

 

今日もクラシックを聴きながら散歩。アルフレッド・ブレンデルシューベルトさすらい人幻想曲

マルタ・アルゲリッチとミッシャ・マイスキーによるシューマンもとても良かった。

 

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1/11

グダグダしている間に年があけてしまった。

あけましておめでとうございます。

 

年末「古本屋なんか道楽やろ」と言われて精神的にやられる。まぁその通りなのだけど自分の場合は。こういう言葉を糧にして頑張っていきたい。

 

活字があまり読めなくなっているので、代わりに写真集や画集をパラパラと眺めている。長谷川利行、すごい画家だ。

 

映画『underground』を2週間位かけて見る。ずっと音楽が鳴っていた。前に見た『愛、アムール』とは対称的。内容はよく理解できていないので、もう一度見るつもり。

 

散歩の音楽はクラシックが楽しい。

今日はアルフレッド・ブレンデルによるシューベルトピアノソナタ21番。とても軽やかで心地よい。

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12/17

かげ日なたの原稿なんとか書けた。書きたいことが見つからないと書くのが難しい。もっと軽やかなエッセイが書きたいのだけど、どうしても重めになってしまう。今回は軽めに書いたつもり。目指すはかげ日なたの日なたのほう。

 

川崎彰彦『くぬぎ丘雑記』を再読している。やはり、すごく良いです。石川竜一、齋藤陽動の写真集、香月泰男のシベリア画集などを眺めて過ごす。

 

ハイドンのピアノトリオ、散歩の音楽にちょうど良い。ドライブ・マイ・カーのサントラは名盤だと思うのでCDでほしいのだけど、ジャケがどうにかならないのかなと思ったり。西島秀俊さんは好きな俳優だけど、ドカンとこられると躊躇してしまう。

 

tobira recordsのウェブ視聴ですごく好みな音楽を発見。マシュー・ハルサル『Oneness』というアルバム。フィジカルでほしいのだけど、CDとLPで倍値段が違う…どうせならLPでほしいけど、さすがに倍はきついかも。迷っています。

 

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12/11

今年は無理かと諦めていた極寒音楽祭。前日にtobira recordsはこぶねさんからメッセージをいただき、それではと体調を見ていた。当日気候も良好そうだったので極寒音楽祭に出かける。

楽しい1日でした。

 

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散歩はベートーヴェンピアノソナタ。後期のものがゆったりとしていて好きだ。

 

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川内倫子さんの図録が届いたのでパラパラ眺める。この方の視線はいつも素敵だ。

 

12/9

映画『愛、アムール』を観る。とても悲しい映画だったけど、美しくて映画にしか表現できない素晴らしさがあった。俳優ってすごいなと思った。ミヒャエル・ハネケ監督の作品をもっと観たいと思った。

 

香月泰男の図録を眺める。晩年の手作り玩具の良さに気づく。いつか実物が見てみたいです。

 

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12/8

最近、古本の扱いが少し変わってきた。前はなんでもかんでもパラフィンかけていたけど、表紙が綺麗な本とか新しめの本にはOPPフィルムのほうが良いなと思うようになった。古い本とか詩集はパラフィンをかけると雰囲気がよい感じがする。本の保管には断然パラフィンが良い。「この本はどうしようか」迷ったりもする。迷うのが楽しかったりもする。

 

夢前町のitumoさんで開催のあみあみはねぽん展でニット帽を買う。もっとぶっ飛んだ文字の帽子にしようと思っていたけどアライグマ。被った感じが一番心地よくて楽しい気持ちになったので。

 

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映画『画家と庭師とカンパーニュ』を観る。野菜畑に憧れる。題名のカンパーニュがよくわからなかった。鯉を釣るシーンは感動的だけど、怖さも感じる。

 

文字を読むのがしんどくなってきたので図録を眺める。田中恭吉、村山塊多の12歳位の頃の素晴らしい作品を眺めて天才の凄さを思い知る。

 

散歩中の音楽はモーツァルトが楽しい。今日はオーケストラ38番。夭折の天才には心惹かれますね。

11/30

大阪北部古本の旅に、おひさまゆうびん舎Kさんとでる。

 

まずはblack bird books。ここは新刊本に目が行きます。川内倫子さんの写真集が気になったけど、序盤なので控える。ルグウィンの短篇集を購入。

 

天牛書店江坂店。やっぱりすごく楽しいです。2階で文庫本2冊とジャズのCDを購入。1階では図録3冊。

 

車で移動。初めての店、羊夢舎へ。果たして開いているのか不安だったけど、すごく良かった。幻のような古本屋。こんなお店を求めてこれからも古本屋巡りをするのだと思う。庄野潤三梅崎春生の単行本を買う。

 

車で移動。六甲まで。まめ書房へ。本と。のKさんと合流。姫路ではなかなか買えないconte magazine第2号を購入する。楽しい1日でした。

 


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