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新しく入ってきた患者さんも認知症の人だった。なかなか大変そう。

 

朝、ラジオで民謡を聴く。楽しい気持ちになる。以下演目。

 

八木節

新潟県 新保広大寺

群馬 上州 かぶらの糸引歌

栃木 越名の舟唄

長野 伊那節

長崎さわぎ

茨城 網のし唄

 

ネットで海外文学をたくさん注文した。この機会に読みたい。長編作品もちゃんと読んでいきたい。

 

北杜夫 自選短篇集 静謐』を読了。『おたまじゃくし』良かった。第二次世界大戦の少し前。甥との戦争ごっこ。爆弾三勇士の真似をする描写など、滑稽みがあった。三島由紀夫が褒めたという表題作『静謐』悪魔信仰についての思い出を老女が語る。私はそこまで興味をそそられなかった。

 

吉田健一随筆集は『或る田舎町の魅力』を読む。こんな旅の随筆が読みたかった。上林暁の武蔵野のことを書いた文章みたい。とても良かった。埼玉の児玉という町のこと。旧街道の素敵な風景を想像した。今の町の感じはベッドタウンという具合だった(グーグルマップでは)けど、随筆に出てくる神社や資料館などは今も残っているようだった。