1.3
河瀬直美監督作品『光』見る。
視覚障害者用音声ガイダンスの製作現場ってこんなに大変なのか。
「あなたの言葉が映画の世界を壊しています」これ面と向かって言われたらキツイなと思った。
「翻訳とは裏切り行為である」という田中小実昌の言葉が思い浮かんだ。
「想像力のない言葉」がたくさん出てきた。
私もどちらかと言えば「想像力のない人間」だから身につまされた。
いい映画だったけど、ちょっともやもやするのは劇中映画がつまらなそうだったこと。これも私の想像力の問題なのかなと思ったり。すみません。
成瀬巳喜男監督『流れる』見る。
素晴らしい作品だった。正月にこういう映画を見たかったんですよ。
ケン・ローチ監督『私は、ダニエル・ブレイク』
素晴らしい作品に出会えた。素晴らしかった。
加藤一雄『無名の南画家』読了。
愛すべき奇人変人。上林暁の『諷詠詩人』とか、吉行淳之介が辻潤のことを書いたエッセイなどを思い出す。
築添正生『いまそかりし昔』読み始める。これ、とても良いです。こんなエッセイを少しずつ読むのが日常の喜びなのだなと感じる。