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入院17日目。

入院計画書をもらう。まだ1ヶ月程度の入院が必要とのこと。石牟礼道子さんの『沖宮』公演には行けそうにない。『かげ日なた』の原稿も病院のベッドで書くことになりそうだ。

 

退院したらやりたいことは、弁当屋さんで弁当を買って、公園のベンチで景色を眺めながら弁当を食べる、ということ。唐揚げとか野菜炒めとか、卵焼きとか色々と入ったバランスの良い弁当を食べたいです。

 

梯 久美子『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』ちょっとしんどくて投げだしてしまう。病院の中を出られない状態で、旅行記を読むのはちょっとしんどいことに気づいた。『TRANSIT』みたいな写真がたくさんのってある雑誌とかだと良いのかもしれない。ちょっと選書を考えようと思う。

 

最近、GEZANというバンドの音楽をよく聴いている。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンボアダムスを足して割ったようなスタイルでなかなか面白いなと思った。そして、彼らはちゃんと自分たちの言葉を持った人たちだと、とても感じました。

 

『東京』という歌で「ビルの墓跡」というワードが出てきて、おっ!となる。石牟礼道子さんもよく丸の内のビル群を墓標に例えていたことを思い起こさせた。

 

最後に『東京』の歌詞を少し引用。私は東京とは無縁の人間だけど、なぜかグッときたので。以下引用

 

想像してよ東京
この街に価値はないよ
命に用があるの
light cruise day by day
君が泣いてるこの時代よ それになんの意味があるのだろう?
戦いの螺旋で迷子になる
焦燥 混乱と優劣を
浴びて暮らすこの日々よ 答えを聞かせて?
東京
We can't stand
We need a change